Luna Displayでピアツーピアを使用する
ピアツーピアについて
ピアツーピア(Peer-to-Peer、略称P2P)は、接続媒体を介さずにデバイス同士が直接接続できる接続方式です。これは、従来のWi-Fiネットワークを介した通常の接続方式とは異なります。
ホームネットワークで見られるような一般的なWi-Fi接続では、2台のデバイスを接続する媒体としてルーターを使用します。これは最も一般的な無線接続のタイプで、ネットワークトラフィックや電波干渉などの問題が発生する可能性があります。ピアツーピアはルーターを必要とせず、デバイス同士が直接接続できるようになります。
ピアツーピアの要件
ピアツーピアはLuna Display 5.3でのみ利用可能で、Mac-to-iPadモードとMac-to-Macモードに限定されています。
- Mac: macOS 10.15以降(プライマリおよびセカンダリデバイスの両方で必要)
- iPad: iOS 15以降
ピアツーピアの使用方法
両方のデバイスでWi-Fiが有効になっていることを確認します(ネットワークに接続する必要はありません)。 Wi-Fiはアンテナの役割を果たし、2台のデバイスが互いに通信できるようにします。
Luna DisplayプライマリMacアプリで、右上の「Connection Options」をクリックします。デバイスを無線接続する場合、ピアツーピア接続モードとWi-Fi接続モードのオプションがあります。ここでは、ピアツーピアを選択します。デバイスに互換性がない場合、ピアツーピアは自動的にグレーアウトします。
また、接続環境を指定するオプションもあります。これは主に、複数のLunaディスプレイが同時にアクティブになる環境でLunaを使用する場合や、喫茶店や学校のような公共スペースでLunaを使用する場合に適しています。
また、以下のLunaセカンダリMacの画面のように、接続前にLunaセカンダリアプリからお好みの接続方法を指定することもできます。